贅沢な夢

 

叶えられるなら

@薪能を聞きながら、〇子の膝枕でうたた寝!

これは最高の贅沢であろう

A唐招提寺の東山魁夷の、日本の四季の襖絵に囲まれて、加藤唐九郎の黒楽の茶碗でお手

  前を一服!これまた最高の贅沢であろう

  唐招提寺の襖絵は、ご存知仏教を伝えるため来日した盲目の鑑真和上に捧げるため描いた

  絵である

  お二人とも亡くなられたが私の大好きな巨匠であった

 

現実は百円ショップの湯のみで、焼酎を飲んでいる、

でも、そんな夢でも胸にあると、何かしらリッチであり、幸福感がある

窓の外はツツジが満開、五月晴れである

落花のツツジが川面を彩りゆっくり川上へ流れて行く、心地良い川風が梢をそよがす

キーを叩きながらの一時の贅沢である

平成19521