跳び箱
小学5・6年生の頃跳び箱が流行った
昼の休み時間講堂で跳び箱の高さと飛距離を競うのである
走りも遅く、跳躍力も悪い自分であったが、何故か跳び箱が得意であった
同級生の跳び箱の得意な者達で昼の休み時間競った
積み上げた台から踏み切りを少しづつ離して行くのである
背丈に手を伸ばした巾からが勝負で、助走距離は講堂の端からスタートする程である
飛び越した時の爽快感は特別であった
あまり跳び台と踏み切りの距離があると失敗の恐怖が走り、手前で止まってしまう
また、台の端でお尻を強打する時もある
脳天がガーンとやられる!!!!
それでも私にとって痛快な思い出である
足が遅く跳躍力無い私が何故跳び箱が得意であった良く考えると、あれはイワシを良く食
べたからと思うのである
体が小さいのに割りと骨太であった
だから跳び箱に着く両手の支えが強かったのであろう
イワシのスリミは今も後遺症で好きではないが、それでも親に感謝である
その時の、メンバーの顔が思い浮かんできた
この歳になると何でも思い出すものである
平成19年6月2日