運動会の思い出
小学生の頃、運動会がどちらかと言うと嫌いであった
原因はハッキリしている
走りが遅かったのである
ビリは一度もなかったが、必ずビリから数えたほうが早かった
負けず嫌いであった自分の心を痛く傷つけた
親を恨んだ事もあった
それと身長が人より小さかったので、絶えず行進の順は前から2・3番であった
中学だったか忘れたが一度、腹痛を理由に休んだ事があった
本格的初恋に入っていた
運動会の競争で一位になった事は一度も無かった
それでも小学校の頃の障害物競走は得意で、少しコンプレックスが癒された
中学へ行くとそれが無くなった!
中学生に長距離は無い
長距離は高校で出場!自分から名乗り出た
振り返って私の人生も完全な障害物レースであった
それも山あり谷ありどころではない!とんでもない長距離、落とし穴!障害物レース!
エベレスト、サハラ砂漠、密林アマゾン、地獄、極楽周遊コースであった!
しかも未だゴールが見えない!デスマッチ・レースである!
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今になって気がついた事であるが、足の速かった同級生で出世した男をあまり知らない
やはり短距離型である
私は長距離型
人生に不公平は無い
何でも思い出す
平成19年6月2日