★★★
『トイレの神様』
古本屋で買って来た
この本のタイトルをテレビか何かで耳にしていた
若い女の子の本である
昨年暮れから中国関係と政治の著書でかなりハードであった
それで、HPの数稼ぎと思って読んだ
なかなか面白かった
今核家族やら何やらで、家族がバラバラである
トイレを綺麗にする話、子供の頃、式部に聞かされた事を微かに覚えている
であるから、私の生れた家は昭和38年に新築した時、トイレの造作にお金を懸けていた
当時は下水道が整備されておらず、クミ取のトイレであったが、普通の家のトイレより広めで、
タイル張り、しかも目の前は書院造りで壁に左官職人に松竹梅を描かせた
であるから、私が増築した前の家のトイレにも手製の本棚を設け、短冊を掛けて本が何冊
か置けるように工夫していた
現在の事務所の二階のトイレにも、色紙を飾る小さな掛け軸を掛けて、豆本の本立てがある
前はポータブルテレビ、今はトランジスターラジオが一応備えてある
日本には昔から大黒柱、カマドの神様、トイレの神様、その他があった
そうそう、確か記憶によればタレントのナベオサムのトイレにミニチアの汽車が走っていると
雑誌か何かに書いてあった
そうそう御引き取り願った雌の実家のトイレは。昔汲み取でしかも暗くもの凄くキタナイ便所
であった!!!
神棚に埃が被り、仏壇に蜘蛛の巣が架かっていた
・・・・・・・・・・・・・・・・
嫌な事を思い出した
私は取引先また、どこの店へ行っても必ずトイレを見る
それでその会社また家の、全体像を思い描くのである
それはさておき、この花菜ちゃん、何と可愛い子なんだろう
文章を読んでいても、素直な感情が良くでている
後で事務員に聞くと、一昨年あたりの紅白に出場した歌手らしいが、全く知らなかった
とてもとても良い子だ
声援を送りたい
昨年暮れから政治の重い本ばかりで、息抜きになった
読み終えて久しぶりに楽しい気分になった
平成24年2月21日