妖怪とペテン師

 

嘘つき程許せない生物はいない

人間以外嘘をつく生物はいないと云って過言ではない

いやいや生物で、擬態で獲物を騙す生き物がいる

また、名前は忘れたが、他の鳥の巣に子供を産みつけ、その鳥のヒナがかえってその巣の

ヒナを巣から突き落とし、育ての親鳥を欺く鳥もいた

ホトトギス???!だったか!名前は定かでない

これなどは血筋、種族である

マア、そんな生物はこの際横において人間が対象である

いや、人間では無い、妖怪と悪魔である

これも完全な血筋なのである

この裁きにはマトモな法は通用しない

女帝、則天武后に登場願うしか無い

あらゆる拷悶で、その化けの皮を剥いで欲しいものである

十本の爪に竹の楔(くさび)を順番に打ち込んで行く

▲▲▲▲▲の板の上に正座させ、膝に順次石板を積み重ねる

石の重さを増してゆくのである

弁慶の泣き所、足の脛(すね)を責める

舌を噛み切らないように、猿轡(さるぐつわ)をさせる

絶対に一気に殺さない

絶命の一歩手前で止める

火攻め、水責め、電気責め

中世の魔女にした刑、いやそれよりも則天武后が命じたありとあらゆる拷悶を課す

人間では無い!!!そうでもしなければ、気が済まない生物がいる

両手両足を切る

目を潰す

更にもっと苛烈である

そんな事を強く念ずる悪魔が自分の中に生息する

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

もっとも、過去に承禎に見捨てられた人間は奈落の底に真っ逆さまである

ホントである

反対に私に救われた人間は、苦界から何人も浮上である

ホント

であるから、二匹、いやもう一匹いる

三匹共、地獄行きである

血の道、道理なのである

平成23107