文部科学省 大臣・副大臣・政務官 殿

訴状

はじめに就任即、国難の諸問題に、寸刻を惜しんで取り組んで

おられます新大臣各位に、己を顧みず「訴状」を差し上げます事、

まずは平に平にお許し願います。

愚生は自民党政権下の平成20年から政党を問わず70名余の

衆参国会議員各位に3度「訴状」を差し上げて参りました。

そして民主党政権下の三代の文化庁長官に計8回、そして前任

の高木義明大臣・副大臣・大臣政務官各位に2回、「訴状」(同


神器・太極「寶」

封資料)をお届け致して参りました。

それは愚生が発見致しました中国4000年の至宝、神器・太極「寶」が、国難の日本

に夢と希望、そして計り知れない経済効果をもたらす世紀の発
見と確信するからであります。

世界の至宝、獅子・陶印「寶」の解明・発見に約8年、そして日本中の名だたる学者7

0名余の諸先生を踏破し、更に関係五学会(同封資料)を完全踏破するのに約13年、

計21の歳月を費やして参りました。

門外漢と存じます新政務官に、発見致しました神器・太極「寶」の概要を御説明させて

戴きます。

掲載の獅子陶印は約1300年前の唐代、あの楊貴妃の夫で有名な玄宗皇帝の勅令で3

0年の歳月を費やし、延べ人員何千万人を動員し焼成なった、唐朝の神器(陶磁器)で

す。

その発見はドイツのシュリーマンのトロイアの遺跡発見に匹敵する、漢文化圏における

世紀の発見と自負致しております。

唐代「天寶」年間は、中国4000年文化の黄金期で、神器・太極「寶」は、世界に鳴

り響いた大唐の金字塔であります。

もし神器・太極「寶」を世界中の名だたる陶工が日本に集結して、再現を試みるなら、

それは不可能世界への挑戦となり、奇跡的に再現なったと仮定した場合、日本の国土か

ら焼成燃料の樹木は消え、その総経費はアメリカNASAのアポロ計画の総予算を上回

ると断言したら、各位は信じられるでしょうか!!!

日本を代表する幾人もの陶磁研究家が『焼成不可能』と“断言”した陶磁器です。

過去21年間、70名に及ぶ個々の諸先生に解明「寶」本をお送りし史実の真偽・是非

を問い質して参りましたが誰一人反論出来ず、殆どの先生が沈黙・背走です。

それでも日本の知性と謳われたNHK経営委員会・故草柳大蔵先生はじめ、学習院女子

故吉野裕子博士・京都藤井有鄰館・藤井善三郎館長・来日の王敏女史はじめ、日中を代

表する指折る先生が驚愕し、深い理解と支持を賜った獅子・陶印「寶」です。

驚愕された王敏女史の事情聴取により当時の陳健駐日大使が故宮博物院に鑑定を命じた

程の驚愕の至宝です。(同封鑑定書、平成12年)

故宮博物院の『写真鑑定』は、日本国内の公的機関2ケ所(富山県中央研究所3名・寺

井町九谷焼研究所2名)の判定と真っ向反対の、自然石との結論でありました。

1ミリの誤差の無い印台(47×70×70mm)寸法の陶磁器が地球上に存在する事

は有りえず、焼成不可能!!!したがって天然の石と判断するのは当然の鑑定でありま

す。

いずれにしても、中国政府が即刻動いたのに今日現在も日本政府が動かない!!!まさ

に危機管理の喪失と指弾されても致し方ありません。

指折る先生の支持を支えに、日本における中国史研究の■@『日本道教学会』■A財團

法人『東方學會』■B『日本中國學會』■C『日本中国関係学会』の四学会に再三再四、

配達証明付き書状で史実の真偽・是非を問い質しましたが、完全沈黙の承認であります。

HP公表会員総数4550名の歴史「四學會」を完全踏破した後、三代の文化庁長官(8

回)、更に文部科学大臣各位(2回)に「訴状」をお届けしました。

また地元選出の広野、橘、両先生も事の重大性に文化庁に足を運ばれました。

その結果、日本の最高峰『東洋陶磁学会』の竹内順一常任委員長が文化庁の要請を受け、

遂に本年2月26日、官費で来氷され「寶」を直に手に取り(同封写真)検分されました。

検分結論

@     ★印台寸法で空洞の無い方形の焼き物は世界中に一点も無い事。

A     ★陶磁器である、しかし焼成は不可能であろう事。

B     ★勿論中国陶磁器である。(過去に学会名誉顧問が唐白磁の特徴が見れるとの見解)

これは日本最高学会の公式鑑定で、中国故宮博物院の自然石を完全否定する結論で、こ

れにて陶磁器の検証作業は終了し、異論反論ゼロの歴史部門と合わせ神器・太極「寶」

の歴史的証明は完璧に終えたのであります。

竹内委員長は責任を持って、いずれかの美術館に納める事を、約束して帰京なされまし

た。

まさに何千年に及ぶ世界の至宝の頂点に輝く金字塔、未曾有の発見であります。

印面、「太極」奇跡の文言を鎮護する伝説の獅子「白澤」は東南アジア全域に伝播した獅

子文化の原点で、その伝播面域は“万里の長城”を凌駕いたします。

この未曾有の神器・太極「寶」の至宝の前には、北京・台湾、両故宮博物院の数多の国

宝も、比較外で、まさに ade in Chinaの頂点であります。


印面「太極」の韻文

伝説の獅子「白澤」が鎮護する「寶」の印面には、未来の超

  スーパー・コンピューターでも解析と創造不可能な“太極”

奇跡の文言が刻してありました。

韓国の国旗は“太極旗”です。

「太極」の「太」は無限大「極」は極小で「太」と「極」

一体の混沌宇宙とはイギリスのホーキング博士が提唱す

る現代宇宙理論、質量無限大のビック・バーンです。

玄宗皇帝が即位した「開元」の前年は「太極」の年号で、30年を費やし「寶」の完成

を記念した年号が、歴史に名高い「天寶」です。

中国史に燦然と輝くこの「太極」と「天寶」二つの年号に秘められた歴史の真相を究明

した書物は皆無であります。

神器・太極「寶」の発見により、唐代史・陶磁史・道教史・印章学・獅子文化・唐代漢

字学、皇帝文化、関係漢詩の解釈、その他、過去の研究書物の根本的書き直し、補足・

訂正・削除に迫られており、日本最大の『大漢和辞典』もその例外ではありません。

竹内委員長の検分が本年2月26日で東北震災が3月11日、「寶」の21年間の歳月か

らは同時です!

愚生は即刻国難の一定の沈静は9月以降と予測し、その間竹内委員長に休止を申し入れ、

その鑑定結果を携え歴史四學會に8月31日までと期限を切って、念に念を入れて最後

の是非を問い質しましたが“応答ゼロ”同封『内容証明書』の通りです。

まさに原発事故の関係機構と同様、歴史四学会の無為徒食は“想定外”であります。

漢文化の歴史を覆し、国の威信と国益が懸かった世紀の大問題です。

その検証には日本中の個々の学者は無論、全ての学会から後々、異論反論があってはな

りません。

まさに個々の学者先生は勿論、歴史四学会の「内容証明書」の通り、日本中、只の一人

も異論反論は“皆無”完璧に踏破して参りました。

愚生は「寶本」刊行後の過去13年間、政府はじめ各界に、日本は「政治」「経済」に加

え「文化」の“危機管理”も体を成していないと、何百通の「訴状」にて声を限りに叫

んで参りました。

大震災の原発事故同様、危機管理を喪失した現代日本に、まさに神器・太極「寶」が降

臨(メルトダウン)したのであります。

幸い9月9日の新聞報道によれば、野田新総理は“危機管理”を政権の『最優先事項』

と位置付けておられます。

神器・太極「寶」は世界遺産に叶う世界ナンバーワンの至宝です。

また、 膨張中国に対する千年に亘る“文化の戦略核”です。

未曾有の国難に日本国の「威信」と「国運」を懸けた、神器・太極「寶」を日本政府に

無償で寄贈しますが、

東南アジア全体を睨んだ最高度の政治的取り扱いが求められます!!!

震災同様、灰塵に帰した書物の山に、英断をもって文科省が決断し、全マスコミ挙げて

世界に発信するなら、出版業界は勿論、未曾有の経済効果が生まれると確信する次第で

す。

神器・太極「寶」は国難に直面する、日本国の希望の「寶」にならんことを祈念するも

のです。

文科省はもちろん新政権の歴史的英断を白洲にてお待ち申しております。

なお、新旧解明「寶」本、そして過去21年間の軌跡は末尾記載のHPアドレスに全て

載っております。

10月初旬には、この「訴状」各資料を同封し、新聞・テレビ各社に配信する手筈です

「寶」の管理、自身の健康、さらに身の危険すら覚えており、文科省の一報、お指図を

“一刻千秋”の思いでお待ち申しております。

非礼・乱文、不作法・身の程も弁えぬ高言、世紀の「寶」発見に鑑み平に平にご容赦願

います。                                                

                                                            敬白

平成23年9月10日

★東洋陶磁学会資料

★歴史四学会内容証明書と記録

★「寶」HPアドレス

http://www.taikyoku-takara.com