旅のつばくろ

今日、421日、窓の外にて燕を目撃した

燕は低く高く飛びながら、湊川の川渕のコンクリートに10秒程、翼を休め立ち去った

その行方をしばし追っていた

そうそう、先日居酒屋で誰かが燕を見たと話していた

毎年やってくるのに、今年はひとしお懐かしさが湧いた

きっと震災のせいであろう

燕・・・・

佐々木小次郎の燕返し

燕尾服

昔の国鉄のスワローズも確かツバメに関係があった筈である

窓外の桜が21日の今日になっても花をつけている

平年はゴンゴン祭りで散っている

こんな事は何十年間で一度あったか記憶に無い程である

東北の人は忍耐強く一徹でやさしく感ぜられる

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燕の来るのを毎年楽しみにしていた人も多いだろう

東北へ向かったツバメも、軒先の巣が掛けられず、どうしているかと案じられる

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燕も放射能を浴びるだろう

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東北の方角の空に向かって、深い思いを馳せる

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平成23422