原子力発電の根本的発想の転換
ある意味、今度の東電の事故は、我々国民に原発の詳しい構造や被害の対処その他多くの
知識をもたらした
原子炉の簡単な内部構造をテレビで何度も何度も見た
人間分からない事はお化けと同じで不安を増幅させ、恐怖を煽る
勿論強烈な放射能は危険である、しかしある意味、原発に対し恐怖感が減少した
破滅の一歩手前で何とか踏みとどまって欲しいと願うだけである
私はこのシリーズで、タワークレーンやショベルカーの地下格納庫でなぜ装備して
いなかったのかと指摘した
良く考えると、原発そのものを巨大な地下に格納すれば、津波被害から守れる筈である
迂闊であった!!!!
さすればタワークレーンも、ショベルカーも不要となる
排気筒だけが地上に出る
私にすれば、排気筒を更に増やしても何ら問題ない
確か十数年前、四国大橋の主柱の地下空間をNHKが放映していた
それは、後楽園球場がスッポリ入る巨大な掘削地下スペースであった
テレビで原発の地上容積と架橋の主柱容積を比較した場合、私の記憶に間違いなければ、
裕々問題なくスッポリ入る筈である
1号炉・2号炉・3号炉・個別の地下収納スペースは問題なく何分の1も小さい筈である
日本の土木建設は世界一の技術を持っている
東電や原発建設技術者が安全対策に自信過剰に陥り、日本の地下土木技術を
取り入れなかった結果の事故であろう
最悪のチェルノブイリ原発事故は永久廃棄で、コンクリートで固めた筈である
廃棄後、巨大なコンクリートの塊と化した
そのような最悪のシナリオでも地下原発格納庫の場合、コンクリートは
上から簡単に流し込みやすい
勿論コンクリート・プラントも地下建設である
事故処理班の被ばくも、地上から地下だと遥かに少ない被害に止められる
新規建設の原発はシェルターに覆われた巨大な地下建設である
日本は今の所、資源の殆どを海外に依存する、国家である
しかも世界に冠たる工業立国である
東電事故にめげず、原発は何としても推進しなければならない
石油や天然ガスは遠くない将来枯渇する
エジプト・リビア・中東の火薬庫の情勢は危うい
今回の原発大事故は歴史的教訓である
日本の試練である
やるしかない
簡単な図で説明したいが、専門家に笑われそうだから止めておきます
以上緊急入力
秀才が勝つか馬鹿が勝つか「寶」と同じ世紀の論争、一興である
やはり、俺は正真正銘の馬鹿である