スピード違反と信号無視
これも深く深く反省である
滋賀県大津の検問所での出来事である
当時は赤のカローラのライトバンであった
ブロックのパテント販売の帰りであった
その日は誕生日の前日であったから、良く覚えている
時間は夕方の薄暗くなった頃である
琵琶湖を挟んだ米原方面の反対側の高島側から、家路を急いでいた
そこは滋賀県の交通警察の要の検問所がある
その検問所の何メートルか手前に信号がある
時速100キロは超えていた、しかも黄色信号の時、ぶち切った!!!
ぶち切った瞬間、検問所の赤ランプが目に飛び込んだ
そしてしまった!と思ったトタン、バックミラーに警察官がバタバタと駆け足でパトカー
に乗り込む姿が見えた
私はとっさに、左側食堂前に並ぶ、大型トラックの陰にサッと車を差し入れた
殆んど本能的であった
パトカーはサイレンを唸らして、ウーーーーウウウーーーと走って行った
私は瞬時に、四・五台後の車の後ろにつけた
パトカーはサイレンを鳴らし、前の車を押しのけて追跡していた
私は真っ赤なライトバンである
記憶では2・3キロは走ったであろうか
パトカーはサイレンを消して諦めて戻ってきた
私は10台は後ろであったろう
パトカーは交差と同時にマイクだったと思うが、停止を求めた
二人の警察官は、君は猛スピードの信号無視である(そこにスピード測定器は無かった)
レストランのトラックの陰に隠れていたのだろう!!と言い切った
赤い車だ!間違いない
私は、とぼけて、いやそのまま走行して来ました
信号無視したろう
いや記憶にありません
免許証を見せろと言われ、素直に提示した
そして明日は免許証の日付の通り、私の誕生日で急いでいたのは確かですが、信号の事は
分かりません
若い二人の警察官は、私がパトカーの後を走っていた事に、それ以上追及はできない
一人の警察官の顔は「いまいましい」表情で顔が硬直していた
しかも道路の片方に寄せての停止で車の多くなってきた
ウーーーーーーーーーーーーーン
間違いなく、君の車だ!!!!
仕方無い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
セーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーフ
一人の警官は、吐き捨てるように
気を付けて、運転してゆけ
ハイ
セーーーーーーーーーーーーーーーーーフ
何十年経って深く深く陳謝