★★★★★
『心が迷ったとき読む本』
田中真澄
T病院から借りてきた新刊本である。
法学部と医学部を卒業した先生も心の迷いがあるのであろう
どんな人間にも迷い、悩みがある
上へゆけば、行くほど悩みが大きくなる
楽は下にあり、
振り返って、問題点は極力処理してきた
しかし処理した後から後から問題が発生する
そしてまた処理する
その時やはり迷う
右か左か
捨てるか
無視するか
逃げるか
戦うか
現在地は
現状は
残された人生の時間とにらめっこ
人間は死ぬまで迷う生物であろう
とりわけ私など死ぬ間際でも悩んでいるだろう。
処理しきれずあの世でも悩み、彷徨っている可能性が高い
みっともない死に方を晒したくない
本当は人にみとられて死にたくない
山奥で野垂れ死にするのも良い
遺書の中味を後悔し未練たらしく心配しているかもしれない
なかなかの本であった
参考になることも結構あった
とりわけ若い亮に是非読ませる本である