ある家庭
私如き一億2000万分の一の蟻粒が何をほざいても、蟷螂の斧にもならない
空しく天に吠えているようなものである
それでも叫ばずにはおれない
今、日本が溶け出している
日本の国家を、ある家庭に置き換えて考えてみる
この家族は3世帯家族で90と89歳の祖父母は介護施設
世帯主夫婦は、夫65才妻63才
食品関連のお店を営む
長男夫婦40才と39才で夫は会社勤めである
高校一年の男の子と中二の女子がいる
★ @お店の家業は手形(国債)を乱発し到底払い切れない程の借金である。
★ A銀行の支払いには子供、孫の代まで及ぶ
★ Bしかも家業は大型スパー(中国)の安売りに押されている
★ C年寄り二人は貯金はある程度持っているが、介護施設に入って頑固にお金を出さない
★ D主の妻は自分が社長であるかのように、夫を指図する
銀行との交渉、帳簿一切を握って夫を顎で使う
★ E施設に入っている祖父は古美術蒐集が趣味で、間違いなく世界ナンバーワンの宝を解
明発掘したが、家族親戚一同も、近所の識者も誰もその値が分からない
★ G祖父は市内に住む何十人の学者や博物館館長に訴えたが、全く分からない
また役場の文化財を扱う役人にこれまで10年以上発見を伝えて来たが、全く動く気
配は無い
しかもその宝は国益を孕む(はらむ)問題を秘めるほどの宝物である
まさに地域全体メクラ、文化的危機管理もゼロなのである
★ H先祖からの家の土地の隣接者(竹島は韓国・北方領土はソ連・尖閣は中国)三人、その 三
方から侵されているが、商売をしている夫は生来気が弱く、また商売取引もあり権利
を主張できない
抗議するどころか頭を下げて謝るばかりである
★ 会社勤めの長男は銀行振り込みの給料を妻に握られて何一つ文句がいえない
★ 若夫婦の仲には、既に亀裂が入っている
★ 夫は時々癇癪を起こして妻にドメステックバイオレンスと考えるが気が弱くて出来な
い
★ 反対にもっと凄い妻の経済・バイオレンスの前に屈服する
夫の小遣いを妻が極限まで絞りとる
夫の尊厳、威厳はゼロに近い
であるから、子供たちにも、全く尊敬されない
★ L家の戸締り用心が甘く町内会長(アメリカ)に再三警告されている
警告より実質(沖縄)守っていただいているのである
★ M先祖からの家訓(憲法)は60年程前に町内会長により全面的に書き換えられている
★ N妻は夫を信用せず、腹の中は離婚も考え家業の窮地など考えず、ヘソクリをガッチリ
とし出さない
妻は夫に多額の生命保険をかけて舌なめずりをしている
私も体験者だが、身近にも何人か疑われる夫婦がいる
★ O長男も夫婦仲が悪いうえに、完全に妻に馬鹿にされている
★ P次男は近所で商売していたが倒産して、妻に逃げられ、先月自殺した
★ Q家業を継ぐ長男は二代目で甘く育って、経営を任せられない
★ 19才の孫は鬱病で部屋に閉じこもりである。
★ Sもう一人の孫は、ゲームソフトに熱中して将来なにを目指しているのか分からない
★ 21嫁に行った長女は離婚して一児とアパート暮らしで、しかも育児ノイローゼーで市
から虐待ではないかと警告されている
★ 22次女は男関係が乱脈であり、しかも親夫婦の仲の悪さ、そして長女の離婚を見て将
来結婚しないと云う
★ 23夫の妻は、仲間と何時も喫茶店でケーキを食べ、昨年も数回ヨン様ツアーで韓国ま
で遊びに行った
おまけに、誰か分からないが、どうも男がいるらしい
★ この家に時々遊びにゆくが、家の中に本らしきものが殆んど置いて無い
あるのは漫画の本と女性週刊誌だけである
★ 24不況・経営・家庭・教育・福祉・年金その他、この家庭をアドバイスする市や商工
関係者(マスコミ・行政)でこの家庭の根本的にどこが間違いか、全く分かっていない
以上もっともっと問題があるが、この家は手のつけようがない
こんな家庭は崩壊寸前である
@〜24の内、全く無いと言い切れる家がこの氷見市で何軒あろうか
家も国家も同じである
家庭の崩壊は地域の崩壊、地域の崩壊は国家の崩壊と誰かの著書にあった
私もその一角を担って、一言も無いが、兎に角私は多くの賃貸を扱う不動産屋である
その惨状は目を覆うほどである
マスコミもコメンテーターも川面しか見ていない
このままでは日本は3等国に落ちる