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「57人の死刑囚」

                       大塚公子

メ○ちゃんに「白夜行」

ユウコから「1Q84」を借りて今、第三巻途中である

そして先日、読書家と想像したノ○ヨちゃんに、これまで読んだ本で面白かった本が

あったら教えて欲しいと言ったら、この本を教えてもらった

題名を聞いて頼んだら気軽にOKが出た

著書の題名からして、女性の飛びつき憎い本である

何となく彼女の内面の一旦が垣間観れる

それより驚きであったのは、新刊本と見紛う程の本の真新しさであった

初版が平成7年9月である

15年前の本である

本を大切にしている姿勢で読書家である事は、納得である

刊行が15年前ならば「寶」の佳境である

この本の存在など、知るよしも無い

手に取って、即頭に浮かんだのは袴田死刑囚と宮崎とも子死刑囚の事である

袴田のことはこのHP「世相を切る」平成19年6月に書いてある

事件は昭和41年であるから、私が高校2年の事件である

この事件のあと、私が社会へ出て数年後に何かの雑誌に出ていて、私は無罪ではないかと

思った

その雑誌も冤罪ではないかと疑問符をつけた論調であった

以来私の心の奥底に絶えず燻っていた

宮崎と北野さんの事件、氷見市の柳原さん、足利事件、熊本の集団選挙違反事件、

また最高検察庁の証拠改ざん

これらの冤罪や事件を想起する時、袴田事件は冤罪が捨てきれない

私は袴田の素顔を見ていない

だから断言はできないが、限りなく無罪と確信的である

袴田はボクサーである

減量や激しいトレーニングを積んでいる

それでも刑事の取調べは苛烈を極める

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こうも考えられる、

ボクサーは臆病でないと強くならない

内面はもの凄く病的なほど臆病な一面も持っていると想像される

一定の限界を超えると折れる可能性がある

要するに落ちるのである

最近私は人生体験の少ない秀才を全く信用していない

「寶」で日本中の学者の惨状観てきた

また、民事であるが高岡支部の○田裁判官で、9対1の全く片手落ち、まさに冤罪を蒙っ

苦労知らずで妻以外女も殆んど知らないトンカチ頭が、自分は頭が良いと錯覚しているの

である

全くの馬鹿が法衣を纏い、雛壇で裁いているのである

恐ろしい限りである

それはさておき、市原の両親殺人事件・・・・・これも私の嗅覚からすると再審する必要

がある!!!!!!!!!!!!

地獄を見た者しか、暗黒の闇は暗くて見えない

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そうそう連合赤軍事件・・・・・昔「赤い雪」も読んだ

連合赤軍もオームも、若気のいたりとは言え、代償が余りにも大きい

しかし赤軍の永田洋子には一片の同情も働かない

永田の獄中の絵や手記を見て、自分の犯した罪や死と云うもの、全く見つめていないのが

分かる

これには載ってないが、昔見た帝銀事件の平沢の絵と永田の絵を見れば一目瞭然である

それ以上は沈黙である

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地獄を見た者しか、暗黒の闇は暗くて見えない

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     マークは迷ったが一応いれておく

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平成221015