新聞記者

 

考えたらこれまで新聞記者を4人は知っている

そうそう良く考えたら後2人計6人である

全員大學卒である

その六人の中で、一番は天下の日経新聞のI氏である

日経は全国紙で、しかもI氏は十数年前その文化部部長であった

私の中学の同級生の紹介で、東京本社でビルで会った

しかも、彼は大学で中国史を専攻してきたらしく、宋代徽宗帝の美術収集の特集版を書い

ていた

彼は故宮博物院に何度も旅行したとの事であった

そして中国美術工芸には相当、目利きを誇っていた

その彼に「寶」の現物を見せたが、反応を示さなかった

完全に机の上の勉強であった

美術雑誌をどれだけ読んで知識は豊富でも、実践の鑑識眼は別である

美術館に陳列されたものの、評価や賛辞の記事なら誰でも書ける

借り物の、記事である

また富山新聞の若いK氏に世紀の特ダネ「寶」を話したが、2度で背走・消えてしまった

私なら飛びつく世紀のビック・ニュースに完全に怖じけづいてしまったのである

度胸ゼロ、若者の意気地なさに、ガックリである

その他「寶」のHPを見ている記者、さらに元記者もいる

マッタクの音なしである

彼等もインテリ夜郎自大族である

総理が記者と距離を置きたい気持ち、良く分かる

ガリバーに群がる小人同様である

そんな中の一人は、自分こそ教養人と周囲を見下している記者がいる

このHPを見て、本当に勇気あらば、「寶」を取り上げて見ろと言いたい

記者魂があればの話である

ホントである

平成22817