友・トウニャー

 

来日時の黒髪のエラーと一緒に写真におさ

まっている金髪の女性はトニャーである

二人は近くの町に住み、一緒に応募し来日した

トニャーとエラー二人が写っている写真の場所

は、氷見駅裏のサンステージの一室である。

そこは私が「寶」本に入る前、無償でオーナー

から借りていた、いわば私の遊び場、兼、応

接室・ロビーであった

     と万一出くわしたとしても、私はサラリーマン時代、伏木港でロシア船の木材の仕事を

していた。

だからその船のアシスタント・パーサーと云えば頭の悪い●には絶対バレナイ自信があっ

た!!!

第一●が、日頃腹の中で見下している夫が、このような超美人と男女の仲になってるなん

て、奇跡でも有り得ない、まず疑う事は皆無である

そうそう思い出した、トニャーにお店のママが関係を結ぶよう迫ったと私に暴露した

トニャーは、レズのママをクレージーと吐き捨てるように云った

何でも思い出すものである

トニャーは滞在期間中、男を3人程代えた

代えざろう得なかったのである

いかなバブル期といえど、サラリーマンや小さな商売主では毎晩通って、飲み代にプレゼ

ントにホテルに、プラス食事代、続く訳がないのである

彼女には目標額がある

徐々に男の資力が見えてくるのである

他の男は、私のように、パッと捕まえて、彼女を納得させて、店から消える芸当が出来な

いのである

海千山千の承禎である

エラーは頭の良い分、確実に幸運であったろう

いや双方ラッキー、幸運であった

赤い糸では無い、「寶」解明の前の天の労わり、采配と受け止めている

グラッチェ!!!!である

平成2231