★★★★★★★★★

『弥陀の橋は』下巻


これまで司馬先生の『坂の上の雲』が私の中でナンバーワンであったが

この本は双璧である

参った

あなかしこ、あなかしこ!!!である

まさに恐れ多い

424日下巻の峠を越えた

後半分

私は下りであるが、著書は上り坂であろう

・・・・・・・・・・・・

津本先生は浄土真宗であろうか

兎に角凄い

インターネットで調べると、津本先生は東北大学法学部で和歌山出身とある

和歌山なら熊野権現で浄土真宗では無い?????!

津本先生は直木賞作品を全てを読破とある

参った

言葉を失う

私は生涯「寶」一冊

HPは商売の戦略兵器であり、ライフワーク、諸先生から見たら小学生の作文である

5000冊以上読んだと言っても、深く分け入った専門書は殆んど無い

しいて言えば、「寶」関係本だけである

唇寒しである

当然ではあるが、上に上がいるものである

あなかしこ・あなかしこ、である

214頁「歎異抄」とは、親鸞の教と違う“異論を嘆く”が題名の由来で、弟子唯円の書

き綴ったものらしい

なる程、なる程、あなかしこ

歴史的大著の誤字発見235頁9行目「天にどり地にどる」は「天におどり、地に

おどる」の間違い!!!!

平仮名の間違いと言えど津本先生の大著である、嬉しい限りである

漢字の間違いも念頭に置いて読み進んでいるが、あなかしこ、あなかしこである

428日朝6時40分何とか読み終えたと云うより舐め終えた

参った

法然・親鸞像そして他力本願の深淵、朧げに分かった

それにしても、津本先生は、尊敬に値する

参った

これまてで、一番難渋した本である

!!!!!!!!!!!

何時の日か、今一度読み返して見たいナンバーワンの名著である

結局、上下二巻で24日間を燃焼した

普通の本の3倍疲れた、ホント

あなかしこ、あなかしこ、である

平成22428