★★★

『世界陶磁全集』隋唐編

 

今文化庁主任調査官に書状を認めている

しかも、調査官は東洋陶磁学会の常任委員である

東洋陶磁器にどれだけ見識があるか分からないが、慎重を期して唐白磁の項を読み返す

昔、穴の開くほど読んだ

そうそうコピーを取って、何度も傍線を引いた

長谷部楽爾先生であった

先人の努力に敬意しかない

かれこれ20年が経った

まだ最終決着がついていない

果てしない果てしない道であった

最高と最悪、有頂天と奈落の底、絶望と希望・表裏一体の20年間であった

日本中の学者を踏破してきた絶対の余裕と0コンマの不安

最終ホームストレッチである

平成22415