父親への食事

 

祖父も父親も糖尿病であった

であるから、昔から式部の贅沢とは程遠い簡単な料理で満足していた

一番感心するのは、お米の炊き方が普通の家より柔らかい

水を必ず多めにいれる

そして、オカイまでいかないが、相当柔らかくご飯を炊く

式部は、それを励行していた

父正俊は、柔らかい白いご飯をうれしそうに頬張っていた

それだけは厳重に励行していた

あとは、味噌汁に漬物、そして簡単な煮物か魚の一品でOKである

私は●に何回か要求したが、子供をダシに拒否、あえなく沈黙

何でも思い出す

最近わが身の愚かさを痛感しきりである

平成22220