着物姿@
昔、世間の見方は一般に、呉服屋はお金持ちであるとの見方であった
着物は高価で商いには資本がいる
それが世間の見方であった
式部は呉服屋をするのが、子供の頃からの念願であったと云う
それで、最初はよろずの衣料を扱う古着屋から始めた
品物が少ないから店のガラス棚に、家にある古着をあるだけ重ねて詰め込んで、来客に、
さも品数があるように、装ったと云う
中には、量があるように、見えない下の方に毛布まで隠し入れたと云う
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当時、氷見市の中央通り商店街に老舗の呉服店が何件もあった
立地条件を考えると圧倒的に不利である
式部はそのハンディを、元気と大きな笑い、行動力で克服していった
振返って、考えると大したものと、腕組させられる
平成22年2月18日