★★★★★
『勝海舟』下巻・津本陽
津本先生も良く調べて書いておられる
二巻と侮っていたが、疲れた
参った
私の理解力と読むスピードの遅さにも起因しているが、なかなか進まなかった
参った
それでも、幕末が立体的になって来た
社会科の歴史で習った時、大政奉還はもっとスムーズになったと思い込んでいたが、とん
でもなかった
そうそう、江戸城明け渡しが逼迫し、江戸の町が沸騰している頃、町方火消しや、ヤクザ
の親分達に勝海舟が頼み込んで、情勢によっては江戸に火を放つ事を決意していた
その話は、短編集か映画か何かでうろ覚えの記憶の中にあった
それにしても、私を教えた歴史の先生は、司馬先生の「龍馬」やこの津本先生の本を読ん
でいたのであろうか?
読んでいて、歴史を教えていれば、もっと歴史が楽しくなったであろうと悔やまれる
私に言わせれば歴史の年号を試験問題にださせ、覚えさせたりするのはナンセンスな話で
ある
授業に色々な話を織り交ぜてすれば、歴史がもっともっと面白くなるのに
清水の次郎長がでてきた
「死体に官軍も賊軍もない」さすが次郎長親分である
それにしても、勝先生の学問は深い
驚くべきである
それと経済に明るい
文武に両道+商道である
自分はチンプン+カンプン+商道である
頭の悪さは如何ともし難い
そうそう今エラーを書いている
勝先生も女性が沢山いた
私も負けない程いた
忙中閑では無い忙中女である
ホント
そうそう残りは西郷隆盛を読めば良いのだが
今は疲れた
平成22年3月20日