龍馬を読んで
龍馬の諸本を読んでいて色々考えさせられる
龍馬はそれ程学問をしていなかったそうである
それでも、国を動かした
知識ではない、深く大きい真なる智慧が時代を動かしたのである
龍馬のあやかり、特徴を拾ってみよう
★ @竜馬は南総里見八犬伝、義経の八艘飛びなどの物語を良く姉に聞かせてもらっていた
と云う(私は父親に聞かせてもらった)
★ A学問を殆んどしていない
Bよく読んだのは「老子」一冊らしい(「寶」本は老子の思想である)
Cそして細かいことなどに囚われない自由な発想を持っている(私はいい加減型)
★ D時代の大意を掴むというか、時代を読み取る勘が鋭い
(バブル崩壊・リーマンショックをズバリ当てて対応した)
★ E命を何時でも捨てる気概を持っている
(「寶」と玉砕覚悟であるが、死ぬ覚悟まで、今一歩である)
★ F逃げるのもなかなかである
(これは私の得意技である)
Gそして誰からも好かれる
H人間を見る目が確かである
★ I役人などの窮屈な事が苦手である(全く同じ)
★ J商人感覚がある(式部ゆずりの根っからの商売人)
★ K格好をつけるのが嫌い(私も酷い)
★ L女性にもてた(マンダムである)
何かその気になって来た
オホン
龍馬は33歳で死んでいる
私が生きる為、意識して本を読み出したのは35・6才頃からであろう
大政奉還なって維新を迎えていたら、恐らく龍馬も本を読み始めていただろう
江戸幕府は現代でいうなら中央官庁である
現代で云うなら東大・京大一流大学卒がゴロゴロいたのである
要するに秀才集団である
その彼等が何も出来なかったのである
「寶」に対する大学教授達と同じである
覚悟と思想哲学の問題であろう
それにしても20代で脱藩、要するに大企業からの脱サラである
そして次第に天下国家を考える
自分の20〜33歳を考えると信じられない思いである
それでも、私も脱サラして、30歳頃に、核戦争用のシェルターの販売を考え、行動に移し
た
そうそうテレビの藤原先生と細川先生の時事放談、竹村健一の「世相を切る」を毎週必ず
見ていた
政治には関心があった
ここまできたら、勝海舟と西郷隆盛、読みたくなった
★マークは無理やり龍馬との共通点をこじつけた。
オホン