お経
兄に代わり呉服屋の後を5年程継いだ後、千里ブロックを開業し、その後25年間程、断
絶状態であったから、式部と父親の状況は中抜け状態であるが、知っている事を記してお
こう
無学な式部である
小説などの読本を広げている姿を見た記憶は殆んど無い
勿論、女性自身などの週刊誌もそうである
昔、仕事が一段落した少しの時間、時折新聞を広げている姿を見た記憶がある
それも、気ぜわしそうにである
思い出した「生長の家」から送られて来た、月間小誌は読んでいた
!!!!!!
仕事が唯一の生きがいの女性であった
そんな式部であるが、お経だけは仏壇の前で、よく唱えていた
我が家は浄土真宗のお東である
仏壇の前で、浄土宗の「ショウシンギョ」を日課のように唱えていた
私と同じで、全く意味も分からず、兎に角、唱えていた
介護施設で、ボールペンで何枚も何枚も写経をして、それを周囲に配っていたとのことで
ある
理解は別に、私より確実に信仰心はあった
その点は、感心に値する