愛妻家系

 

祖父の奥さん、私からすれば祖母である

その祖母は45歳位?で死んでいる

であるから、私は祖母の顔を全く知らない

祖母は癌で亡くなったことだけは、叔母さんか母親式部から聞いた覚えがある

祖父の口からは、ただの一言も祖母の話しを聞かなかった

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その祖父が建てた高木家の墓石に祖母の事が刻んである

文言は短いが、高木家の為に良く尽くしたと云う、事が刻まれてある

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愛妻家であったのである

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父も祖父も私の様に外で飲んだ事は一度も知らないし、していない!

祖父は仏生寺村役場の書記官であった

振り返って考えると、真面目な 人であった

あの祖父の心の中が、今になって分かるのである

父親も母親式部と馬があったのであろう

式部もまた、父親を大切にしていた

よく考えると式部が父親の悪口を言ったことは、一度も無い

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そうそう数年前父親が亡くなってから母親の口から、父親正俊は100点満点の人だったと

聞かされた

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兄夫婦もまた、そうである

だから、兄が亡くなっても、義姉雅子は、今でも姑の式部を見舞い、細やかに尽くして

戴く

頭が下がる

引き換え考えると私は不肖者である

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しかし、●●では何人も無理である

母親系統は良い家系であるが、父親の血は最悪であった

その父親の血が二人の姉妹に強烈に流れた

私もそうだが●●の姉の夫も悲惨な人生である

完全な家庭内離婚である

姉妹共々、傲慢この上のない最悪の人間であった

無反省、傲慢の極みのお二人であった

逆にそれが私の唯一の救いであった

いらぬ話しをした

害虫は駆除しなければ、どうしょうも無い

振り返ると、高木の一族に生まれて誇りである

この年になって、祖父の胸中がしみじみ分かる

天気がよくなったら墓に詣でよう

傲慢な心は全てを破壊し水泡に帰す、それだけは気をつけよう

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平成22212