『白夜行』東野圭吾
『龍馬がゆく』を読み終えたのが2月20である
その龍馬の一巻の途中、○○ちゃんが、私の大好きな作家の本読まない?と声を掛けてくれ
た
○ ○ちゃんは嫁いだ私の娘と同級生である
深い願いや諸々の思いもあって、重い腰を上げた
自分として現状は、フィクションを読む意欲を喪失している
読んだ小説をHPで調べてみると昨年@「獅子座」A「白磁の人」二冊である
そして一昨年芥川賞のB「土の中の子供」とC「蜘蛛の声」計二年間で4冊である
年間100冊として2%である
@ は題名が私の「寶」に関係があるのと、富山県が舞台であった
A も当然唐白磁である、微かに「寶」に関係があり、読んだ
BとCはかかりつけのT病院の先生のフロァの書棚から借りてきたものである
読書好きの先生が読む小説は?と興味があり読んでみた
@ABCいずれも、我慢と云うより苦痛であった
しかも○ちゃんが薦めてくれたこの本は860頁である
本そのものより、勧めてくれた可愛い○ちゃんが大好きな作家で、著作は殆んど読んでい
るとの話しである
しかも読み始めた時、この作家の別の本が映画化されるとテレビで報じていた。
それではと、ボツボツ読み始めた
平成2月26日現在200頁、
「龍馬がゆく」を読み終えた後である
アルコールの抜けたお酒、炭酸の抜けたコーラーである
それでも可愛い○ちゃんの笑顔を炭酸代わりに思い浮かべながら我慢である
タイム・イズマネーいや「タイムイズ・ノット・バイマネー」時間=命である
私の時間の投資効果としては、計算が合わない
それでも、若い層に人気のある最近の売れっ子作家とはどんな内容なのか、どんな文章な
のか、興味がある
平成22年3月4日現在、318頁である
著者は物語の佳境、ラストの山場に向かう前に、相当寄り道、周辺を丹念に書いている
山の頂上に上るのに螺旋状に、登っている感じである
全部で854頁で、現在、四合目の手前ほどであろう
セッカチな私には、本のテンポが合わない
著者の東野氏は52歳、作家としては絶好調、これから10年であろう
流行作家である
30年経ち、時代の変化と、読者が成長すれば、色褪せてくるであろう
司馬先生の著書と比較したら、富士山と二上山程の差であろう
司馬先生は「坂の上の雲」に十年を費やされた
司馬先生の著書は歴史の近似値である
この本の巻末に第一刷、発刊が2002年5月で8年前とある
850頁である構想さえまとまれば、推測だが1年〜1年半で書き上げられるであろう
それでも、東野氏の文章は素直である、きっと性格も素直な人であろう
そんなことをあれこれ考えながらの、小休憩である
★○ちゃん誤字発見、346頁8行目下「土地鑑」は「土地勘」の間違い
可愛い○ちゃんを理解するため、丹念に読み進んでいます
先日、天下の司馬先生の「龍馬がゆく」でも誤字を発見している
プロの添削人が数人でチェックしても間違いが出る
○ ちゃん私のHPは殆んど自分で書いて自分で添削している
だから間違いだらけです
我慢して読んで下さい
370頁でひとまず休憩
ユウコに貸し出す
今日は○ちゃんに相応しい桃の節句
平成22年3月2日