お店の前の雪すかし
これは殆んど私の役目であった
兄がしていた記憶は一二回もあったか???
記憶も殆んどオボロである
不思議である
いずれにしても、小学校3・4年生頃から店の前の雪スカシは私の独断場であった
家の前に幅1メーター、深さ1メーター程の用水路があった事が、幸いした
その用水路を塞き止める雪のダム工事が楽しみであった
お店にお客さん用の火鉢があった
手が悴(かじか)むと、店に駆け込み手を温めていた
時には母親が、網に豆餅を焼いていてくれていた
そうそうその頃今のように、スノーダンプなど無かった
殆んど鉄のスコップであった
だから、小さいながら力も付き、大きな体格の者と相撲しても負けなかった
持久力、根気が養われていた
またこの雪すかしで、私の輝かしい土方(千里ブロック)の未来が約束されていた
ホント
平成22年1月26日