芝居見物
当時、氷見に「演舞館」と云う名の映画館があった
その映画館の二階は畳の観覧席があり、しかも演劇のため、役者が登場する侵入路があっ
た(多分、仮設通路)
そこえ一度だけであるが、祖父は私に芝居見物に連れていってくれた
小学校に入る以前であることは間違いないであろう
今でもかなり鮮明に覚えている
演目は「白波五人男」であった
「番ズイ長平衛」?“知らざあ言って〜聞かせやしょう〜”蛇の目傘を被って啖呵を切る!!!
その名文句を今も断片的に覚えている
ラジオの浪曲・講談、そして芝居見物など、祖父は私に形に表れない何かを伝えてくれた
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感謝にたえない
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平成22年1月3日