相撲・馬乗り
小学校5年生頃から中学2年生頃まで体力を競う相撲が流行った
私は体が小さいのに相撲が好きであった
強い訳でもないが、弱くもなかった
体の大きい者にも負けなかった
マアマアであった
すそ払いや、外掛け、足取りなどの奇策も用いるが、それでいて正攻法も用いた
だから、皆、わりと私と対戦したくて、組んだ
それまでの家の手伝や遊びの多彩さで、同級生より多少、力と技が備わっていた
また、イワシのスリミや干イワシなどを多く食べたせいか、体の骨が同級生より早稲で、
強かったせいもある
学校の階段横の廊下タマリで良く相撲を取った
背丈が朝礼の後から一二番のS君を何時も下手投げで豪快に投げ捨てていた
だから皆も、代わる代わる勝負を挑んできた
今でも体で相撲した友達は、気性も性格も体が覚えている
体で覚えた感覚は強い
中学相撲大会の県大会で二位になった浦山君とは中学一年まで 互角の相撲を取っていた
浦山君は相撲協会からスカウトされ後、警察官になった
栄三郎そして亡くなったヨッシャンとも良く取った
そうそう、廊下タマリの馬乗りもあった
何人かに分かれて、ジャンケンをして負けた組が馬になる
負けた組みは、組み同士、各自、腰にしがみつき、馬の胴を作る
そこえ、走ってきてジャンプし馬の上に飛び乗って、その馬を潰す競技である
私は骨太であるから、大きな体重のものでも割りと潰れない
今でもたくさん食べた干イワシと家の炭屋の手伝いのお陰と思っている
兎に角、学校は楽しかった
勉強は嫌いでもないが、好きでも無い
勉強するという事自体、宇宙の話し、思考外であった
勉強が何のために必要なのか、それ自体分からないから、必要性を感じなかった
勉強して偉くなったら女がワンサカ寄ってくる、好きな、どの女の子とでも結婚できると
説明してくれれば、俄然頑張ったであろう
それならば東大一直線であったろう
そんな説明をしなかった教師が悪い
ホント
文部省の教育指導綱領の不備!!!
私の基礎体力はイワシ様のお陰である
平成21年12月15日