死に別れ・生き別れ

 

最近、訪れるお客さんが、以前にもまして離婚の人が急増した

80%以上である

別れにも、生き別れ、即ち色々な理由で分かれる離婚がある

それとは別に、死に別れがある

元小泉総理が「好きになるのは簡単であるが、離婚はその十倍のエネルギーがいる」と云

っていたが、まさにその通りである

私の場合は、それ以上であった

死の瀬戸際まで追い詰められた

普通の人間なら、殆んど自殺しているであろう

それは別として、死に別れ、しかも50才以前にどちらかが病気などで、死んだ場合は

最高であろう!

死んだ、夫や妻に対して、良い思い出しか残らない

経験は無いが、悪い思い出も殆んど、オセロと一緒で、黒が白、全部良い思い出に変わる

と想像するのである

50才以前としたのは、女性なら、また顔にシワや、シミが出ず、若い頃の残像が壊され

ていないからである

60歳を超えると、心身ともに、醜い面が、脳裏にインプットされ、それが残る気がする

仕舞いには、何でこんな男と一緒になったのか?!と自問自答に陥る

また男は男で、夢から覚める

そして男性より女性は確実に早く死んで欲しいと願うのではないか?!

しまいは、頭の中で死亡受け取り保険金が頭にチラチラ何時も思い浮かべる症状がでる

軽症より進んだ中症、一種の病気にかかる

その点、男性は女性より責任感がつよいから、仕方が無いとあきらめる

新聞などを見ると、妻が夫を、保険金目当てに殺すのが珍しくない時代である

50才前後でどちらかが死ねば、それ相当の生命保険ももらえる

そして花の独身である

昔の人は、「男ヤモメにウジが湧き、女の一人身に花が咲く」と云ったが、現代はそんなこ

とは死語に近い

男女双方、花が咲く時代である

最近飲み屋で元気のあるのは、男女共、老若男女問わず独身である

浮世を眺めているとなかなか面白い

そうそう昔の諺に「共白髪」がある

昔の人は偉いものと、感心する今日この頃である

漫談のキミマロが云う

女性が「墓だけは別よ」と

・・・・・・!!!!!!!!!

昔ベストセラーで映画化された「愛と死をみつめて」など夢・幻である!

純情な男の思い込み!!!!

「国敗れて山河あり、城春にして草木深し」

関係ないか!

それにしても独身は良い!!!!!!!

平成2224