宝島へ・イカダ造り
湊川も魚釣り、カニ採り、石投げ競争、その他、格好の遊びの場であった
5.6年生頃であろう、皆でイカダ造りに挑戦した
手分けして古材を集め、ロープで結束して、その上に板を釘で打ちつけイカダを造った
私の推測に間違いなければ、水関係に強いサトシの発案であろう
近所に製剤所があって、古材を盗って来た
出来上がったイカダは、仲間5人程乗っても大丈夫な結構大型のイカダである
出来上がったイカダを竹竿で操る
前後二人で竿を操る
皆ワイワイガヤガヤ「宝島」へ出かける雰囲気であった
私は、こんな遊びは大好きで、興奮の一言であった
サトシの父親は大工であった
今思えば、筏造りにサトシがかなり大きく関わった気がする
他の町内の者も見に来て、羨ましがる程であった
そんなある時、サトシ?(ハヤト?)とコーチャンが海に流され唐島あたりで漁船に助け
られたとの情報が入った
二人とも、べそを掻いていたと仲間から聞いた
親に叱られたのは間違いない
二人とも宝島へ行こうとしたのであろう
無謀である、いずれにしても危ないところであった
そのことがあって、あえなく、イカタ遊びは没となった
ホント
平成22年1月5日