小学校の皆勤賞
卒業式、金の草が縁取りされた大きな賞状が当たった
紙も分厚く、優等賞と同じ位、立派な賞状であった
勉強と殆んど関係の無い、六年間の皆勤賞であった
胸を張って、情けない
あの「写生大会の金賞」と「書初め大会の銅賞」そしてこの「皆勤賞」が私の三賞、金字
塔であった
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殆んど国・社・数・理の主要科目、“外”
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文部省の基本、主要目的外の賞状である
参った
先祖に合わす顔が無い
これでは女の子に関心を持ってもらうこと自体無理な話である
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青春時代、突入の前段階
既に暗雲が垂れ込めていた
中学では、武芸百般、遊びと云う自分の最大の長所は、学問に掻き消され、暗鬱な多感期
に突入する
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参った
あとの中学時代はカットである
勉強の賞状????勿論ゼロ!!!!!!!
情けない
初恋のシャボン玉は、パチンと消えた!
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そうそう、当然と云えば当然であるが、その為に、サラリーマン時代も無断欠勤はゼロで
あった