『私が見た戦争』石川文洋


図書館の新刊本である

フリーのカメラマンで世界の戦場を駆け巡ったと云う

その戦場の写真集と解説本である

誰しも戦争は嫌である

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誰かが言っていた

平和は次の戦争の準備期間と

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歴史は冷徹である

人間の愚かさと、宿命には無力である

世界中いたるところに戦争が繰り返される

今日の平和な日本も例外では無い

竹島を取られ、日本固有の領土である北方領土も未解決

そして尖閣諸島も侵されている

国防を他人に頼る

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そのような外憂内患・・・日本民族の心が蝕まれ溶けだしている

外科の手当てより内科治療は深刻である

内科の中でも脳神経治療は手の施しようが無い

「寶」を理解できぬ、知識階層

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平和で、ボケて腐っている

それでも戦争よりよいか

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私は世界史の中で最高にラッキーな時代と国に生まれた

!!!!!!!!!!!!

後は知らない

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そんな気持ちになる

色々なことを思いながら本を閉じた

このカメラマンは晩年日本縦断して何を思うのか

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平成211016