★★★★★
『徳川家康のブレーンたち』
童門冬ニ
童門先生の人物眼は鋭い
恐らく歴史小説家は歴史の登場人物の血液型も相当の確率で分かっている
更に、血筋、生まれた土地環境、階級、その他人物像の基本的な環境から来る性格を相当
研究して物語を組み立てているのが良く分かる
心理学、想像学、観相学、透視学の大家になれる
面白いが、私では無理である
出来たとしても、やめておく
読んでいると自分は歴史の本当に上っ面を見ているに過ぎないことが良く分かる
万一「寶」が世に出ても口を貝にするよう、自戒しておかねばと、心底思う
人間分析が凄い
家康の女性歴は知っていたが女性蔑視観は知らなかった
なる程なる程である
俺は制服タイプ、秀吉である
最近は家康に少し近くなった
書物を通して童門先生の女性観も垣間見れる
また柳生の目指したものの見方
童門先生の時代の観察眼、組織の見方に驚かされる
勉強になりましたとしか言い様が無い
図書館の廃棄本である、お得本であった