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『清貧の思想』

           中野孝次

西行・兼好・光悦・芭蕉・大雅・良寛など清貧に生きた先人を説く

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私と対極の方々ばかりである

俗臭の塊!!!!!

百回読んでも「馬の耳に念仏」「馬事東風」である

「耳が痛い」とはこの事である

 

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古文書『本阿弥行状記』当然ではあるが知らなかった

「足る事を知れば貧といえども富と名づくべし、財りとも欲多ければこれを貧と名づく」

僧・源信「往生要集」

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新鮮かつ光り輝く金言である

この一言でこの本を読んだ価値がある

現代日本が殆んど失った世界である

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教養の深さが滲み出ている

承禎など、相撲に例えたら、横綱とフンドシ担ぎの差がある

参りました

承禎よ、よくよく己を知れ!!!!

 

             平成21329