『白磁の人』
江宮隆之
図書館の廃本の中にあった
最近廃棄処分の図書から20冊以上貰って来た
題名に「白磁」とあって即貰ってきた
白磁は「唐白磁」が断然有名でるがこれは朝鮮の白磁についての話である
朝鮮白磁を愛した浅川巧という人の生き様を取材小説家したものである
浅川氏と柳宗悦と親交があったと言う
柳は宗教哲学者であり、武者小路実篤、志賀直哉等とも親交があった
そして民芸運動を起こした人である
小説としては面白くなかったが、大正から昭和にかけての時代の側面の空気が勉強になっ
た
朝鮮と朝鮮の焼物をこよなく愛した人の話である
昨年お会いした大阪東洋陶磁館の伊藤館長も韓国政府から文化勲章を授与されている
・ ・・・・・・・・・・・・・
それでも私は朝鮮の焼物にそれ程触手が延びなかった
むしろ、李朝の家具や燈篭などに魅かれた
最近読む本も少なくなってきたので、これから小説の世界に足を踏み入れざろう得ない
従ってこの読書コーナーの本数は下がるが仕方が無い
それでも年間100冊はキープしたいと思っている
・ ・・・・・・・・・・・・・・
読書欄とビデオ欄を合体させよう
・・・・・・・・・・・・・