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『祖国再生』

瀬島龍三

古本屋で迷わず手にした本である

私は二年ほど前、先生の「幾山川」を読んだ

その瀬島先生は二三年前亡くなられた

この著書は先生が祖国日本の国民にあてた遺書である

冒頭のシベリアからの帰還の心情のくだりで、涙を抑えることが出来なかった

日本の全ての若者に読んで欲しい瀬島先生の遺書である

大切な所は蛍光ペンで色づけをした

書は私が尊敬する国士・渡部昇一先生そして京セラの稲盛和夫・加藤寛その他との対談形

式である

誰かに日本をどのようにしたらよいかと問われたら、この一冊を読まれたしと答えればよ

い

若者への推薦の一書である

それにしても学者であるあの加藤寛先生の纏め上げた書面を瀬島先生が簡潔にするよう書

き直しを指示したとは驚きである

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先生は逝かれた

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・・・・・黙祷・・・・・・・。

平成21年1月21日