不動産

始動その@

 

いよいよ不動産の仕事を始めるにあたりどこを戦場にするかと思案した

私は義兄の倒産、自殺があってから氷見での仕事に情熱を失ったのである

★私は迷わず、主戦場は高岡と決めた

とは言っても親戚知人もいない、そして高岡の状況が分からない

さらに同業者、坪単価、調整区域、町名・小中学校その他余りにも知らなさ過ぎる

私は人伝に高岡の老舗不動産である宝不動産の事を知った

私は履歴書を持ってその会社を訪れた

社長は会ったなり開口一番、

「私の会社に勤める必要は無い」

「明日から直ぐ開業したほうが良い」

「君は回り道する必要は無いと言い放った」

そして「君ならやるよ」!!!!!!!!!と

この社長が喫茶店を経営している関係で、現在も時々訪ねアドバイスを戴いている

「寶」に引き合わす最短路線を引いて戴いた関係で、社長の事は私の「寶」本にも感謝を

込めて短く紹介してある

即開業である

     店の名前をまず決めなくてはならない

私は北を背にして三方から日の当たる土地、そして私の名前の「三」を取って「三陽地所」

と名付けた

★そして県に登録した

★宅建高岡支部加入には保証人が二人いる

その保証人の一人は大兄辰が紹介してくれた

後一人は千里ブロックで知り合った片原町の青井不動産である

そして高岡市内で商売をしていた同級生の事務所を名目上の事務所とした

協会届出の住所と名刺には、そこを所在地とした

以上最低限の動き出せる態勢はクリアした。

平成19110