朝鮮総連工作員
「黒い蛇」の遺言状 張雲龍
日朝の闇を生きた無念の自己総括
深い感想を述べるのは止す
ただ著者が74頁で述べる朝鮮総連の思想総括について、昔あった連合赤軍の総括が想い
出された
著者は言う
思想総括とは、我慢すること社会通念とか常識の世界では無い、そして価値観の破壊、自
我の放棄、馬鹿にならなければならない
同志間の人間関係が異常に陥り、本音を話さなくなつたと言う
そして最期、同志全員が敵となる
思想総括の中で自殺者もでて、精神を犯されたものもいたと言う
結局、大小違っても連合赤軍も北朝鮮も私には同じに映る
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水清ければ魚住まず
国家であれ集団であれ、個人であれ、極限の理想、生き方を求めれば、人は生きられなく
なるか殺し合いが始まると私は常々思っている
独裁、独善、傲慢、自己反省、バランス感覚の無い個人、集団、国家は悲惨である
・・・・・・
更に著書は北朝鮮のしている事は日本の領海侵犯、拉致誘拐、不正送金、麻薬密輸、偽札、
まさにやり放題と・・・・そして日本はスパイ天国と・・・・・
「地上の楽園」と謳った、帰国事業に私の子供時代の知り合いがいた
一人は小学3・4年の頃に帰国した同級生の名前は「車エイダイ」
中学2年生頃帰国した体操クラブの後輩は「金○○」君である
車君は足が速く、運動会のリレーに出ていたのを思い出す
二人で相撲を取った時のニンニクの臭いを今も思い出す
運動神経が良く、相撲は強かった。
今思うに、顔の表情に少し影があった・・・・生きているのか?????
金君は明るく憎めない、とても良い性格の後輩で相撲も何回か取った
恐らく帰国事業の最終組であったろう、金君の、のらりくらりとした陽気な性格では、北
朝鮮の厳しさに到底耐えられないだろう
「半日本人」「帰胞」「僑胞」と差別、弾圧され、最期は強制収容所送り!!!!!
生きている可能性は少ない!!!!!!!
二人とも川を挟んだ隣の町内で、一緒に野球などもした覚えがある
50年近く経つが、どうして生きているのかと、時々彼等二人の事が脳裏をかすめる!
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北朝鮮と朝鮮総連、そして当時の新聞報道などに載せられたのである
北朝鮮の悲惨な惨状がテレビで放送されると、胸が締め付けられる
分裂国家、比較はおかしいが離婚と同じくその子供たちは悲惨である
自分が正しい、自分が絶対と言い張る、反省の無い国家、その親の子は悲惨である
自らに問う、そしてあらためて日本人に生まれた事に感謝しなければならない
日本人に生まれて来たことは、ジャンボ宝くじの1等を引き当てて生まれて来たと同じで
ある
幸運以外の何ものでも無い
韓国、北朝鮮はお隣さんである、これ以上の感想は差し控える