少年漂流記 西山明
1998年の本である、私事に忙殺されていいた頃の本である
新聞で事件は知ていた!
注意深く息を殺して読んだ!
著書の「あとがき」に書かれた、高校生たちの本を読んでの感想が印象的であった
“母親が愚痴をこぼす、しかもその愚痴は、父親に対するものばかり”!!・・・・
“俺も父親は嫌いだけど、母親が父親をケナス”!もっと腹が立つ!と・・・・・
優しき父親,よき父親、父親の権威の未確立、そして父権の喪失である!
それぞれの事件は違えど、母親の問題点が浮かんでくる
渡部昇一先生の指摘が分かる!
私の友人は荒れる息子をブン殴り家の前の川へ投げ入れた
以来、二人の息子は、一切反抗を止めた!
私の父は気の小さい人だったが、一度だけ私に頭から湯気を上げて烈火の如く怒った!
その剣幕にビビッタ!以来父親には一切反抗しなかった!弱かったけど、威厳と権威があ
った
母親も父親の悪口を生涯言わなかった!一度も聞いた事がなかった!
無学な母親であったがその点は、スバラしかった
私は家族に対して生涯只一度だけ、暴力を働いた!しかも渾身の一撃を
それは息子に対してである、
鉄拳!愛憎一発!生涯その一撃だけである
思い出せば、頬骨が疼く筈である!
酒鬼薔薇聖斗、確か社会復帰した筈である!
週刊誌か何かで読んだ、父親は息子に何度も面会している
しかし、母親は今も自信なく、一度も会ってない記事を読んだ
・・・・・・・・・・・・。
短絡にはいえないが、昨今の、愚か過ぎる女、狂った女たちを見るにつけ、悲しく痛まし
い事件はこれからも続くであろう・・・・
悲しみの底で読んだ・・・・・・・。
憲法改正・教育基本法の改定、徴兵制の導入が頭をよぎる!