世界の名著がわかる本
久恒啓一
世界の名著の要点を図解と簡単な解説で纏めてある
著者は宮城大学教授であると言う
こんな本を書く人は当然、この本に載った世界の名著を全部読んでいなければ書けな
い?!
気の遠くなる世界である
私は雑本雑学の世界である
それでもその雑学で多少鍛えられたのか、紹介された著書名や著者の名前だけはかなり知
っていた
<知っていた名前と著書>
プラトン『旧約聖書』『新約聖書』『君主論』マキュベリ・ルター『方法序説』デカルト
『瞑想録』パスカル『プリンキア』ニュートン『統治論』ロック『法の精神』モンテスキ
ュー『エミール』ルソー『社会契約論』ルソー『富国論』アダムスミス『純粋理性批判』
カント『法哲学要綱』ヘーゲル『戦争論』クラウゼヴィッツ『共産党宣言』マルクス・エ
ンゲルス『種の起源』ダーウィン『自由論』J・S・ミル『資本論』マルクス『ツァラス
トゥストラ』ニーチェ『精神分析入門』フロイト『存在と時間』ハイデガー『歴史の研究』
トインビー『雇用・利子・貨幣の一般理論』ケインズ『存在と無』サルトル『第二の性』
ボーヴォワール『論語』孔子『老子』『孫子』孫武『韓非子』『史記』司馬遷『貞観政要』
唐太宗『三民主義』孫文『毛沢東語録』毛沢東
<知らなかった名前と著書>
『英雄伝』ブルータク『ローマー法大全』ユスティニアヌス『キリスト教綱要』カルヴァ
ン『戦争と平和の法』グロチウス『リヴァイアサン』ホッブス『プロテスタンティズム』
ウェバー『経済学原理』J・S・ミル『知の考古学』フーコー『ウパニシャッド』
『ラーマーヤナー』『マハーバーラタ』
勿論知っていた著者と著書でも全部読んだわけではない
何かの本で著書の要約に触れて、どこかに記憶にある著書である
勿論マトモに読んだ本もある
★著書の『種の起源』の箇所でダーウイン・コペルニクス・フロイトの三人が「世界から
神を追放した3人」とある!
私はそうではなく、キリスト教経典に書かかれる神の存在を否定したのであって
3人は神そのものを否定したものでは無いと、とらえている
そこに東洋思想の仏教や老子の、無の思想の深遠が凄いと思うのである
いずれにしても世界の名著を要約してあるので自分の読書量の位置確認が出来てありがた
い。
平成19年8月25日