玄侑和尚と禅を暮らす

 

正直面白くなかった

私の勝手な解釈であるが「禅」の修業も、説く摂理も、作法も、あらゆる無駄を排した

私とあらゆる面で正反対のモノと心得ている

ひとつひとつ私のような者に分かりやすいように丁寧に解説してある

しかし読んでいて、一つも私の心にヒットしないのである

昔、古今の名僧、稲葉心田禅師に教えを賜った

一言の言葉を交わすことも、お言葉を賜った事も無かった

しかし、私にとって、生涯かけがえの無い尊い教えを賜ったような気がする

禅の奥義、無の心である

このHPの通り、今でも私はその無から遥か彼方の世界にいる

対極に位置する不届き者ゆえ、無が光り輝いている

説明が丁寧で私の心に届かなかった

著者に申し訳なかった

こんな時もあろう

不届者承禎、今度、筆を執って〇を大書きするか!

でも最後の一休禅師の白紙の遺言話は面白かった

まさに私に対する稲葉禅師と同じ教えであった

著者に失礼つかまつった

平成1963