『光明皇后』少年少女伝記
全く知らない人の名であった
末尾の年表を見ると、奈良時代「光明皇后」は、「寶」本の時代の人である
奈良の大仏建立を命じた聖武天皇の皇后であった
万葉集を研究しておられた黒川先生、結局中国を研究しておられた
万葉の歌を研究する時、当時の中国を研究しなくては歌の詠まれた背景が分からないので
あろう
伏木の万葉歴史館に中国研究の先生方の論文が多く納められてあった
私も「寶」解明に正倉院文物や日本の関係書物を漁った
それでも、本の皇后まで至らなかった
玄宗皇帝の祖母は有名な則天武后である
日本版、則天武后か???読んでおかなくてはならない書物である
まあ、私の知的在庫はその程度、しかたあるまい
「寶」の時代の日本から盛唐を眺める!!!
今からでも遅くない、舐めておかなくてはならない
今月『中国図書情報文化史』で「寶」の重要確認が出来た
そして『大伴家持』も舐めた
更に周辺は時間をかけて、生涯の楽しみである
誰にも分からぬ世界
少年探偵団、小学生に戻って一から勉強!!!あり難いことである
読み終わって奈良時代の雰囲気はつかめた
中国道教を精錬して神事の奥深く秘め、仏教をあまねく広めた日本人の叡智に改めて驚嘆
する
平成19年4月19日