『春の鳥・源叔父』 国木田独歩
文芸漫画シリーズ
切手の文人シリーズに入っていたかは定かでない
しかし名前は知っている
昔、題名は忘れたが、国語の教科書に載っていたような気がする
昔、和辻哲郎あたりも舐めたのか、名前を知っている
しかし載っている短編4題とも、地味な内容の物語である
独歩は明治の人である。
明治時代の一般の読者が、このような本を読んでいる事に驚くばかりである
歴史小説でもない
痛快な物語でもない
泉鏡花同様、入試問題でない限り現代の若者では殆ど読まないであろう
純文学の世界である
だから、漫画では限界がある
一応独歩の世界を漫画から垣間見て、独歩卒業
「竹の木戸」私の父親が炭屋をしていた
炭が物語の題材になる程、貴重であったとは知らなかった
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平成19年4月11日