『椿姫』 漫画名作オペラ
オペラには、全く興味が無い
教育テレビなどで、たまに上演されていても、10分程したらチャンネルを回す
この本に載る、演目の「椿姫」と「マクベス」ぐらいは、何とか知っている
内容は全く知らない
しかし小泉前総理が忙しい合間を縫って、オペラを鑑賞していた
そして、面白かったと、インタビューに応じていた
自分が見ていて面白くないものを見て、感激されたら、尊敬してしまう
当然であるが教養とセンス、楽しみの巾に差をつけられた感じで、チョット癪である
富山あたりで、オペラを上演された記憶は無い
もし上演があっても、恐らく見に行かないだろう
基礎知識もなければ、言葉も分からない、おまけに違和感のある声楽で演じるのだから、
楽しむ余地が殆ど無い
外国人が、歌舞伎の忠臣蔵を見ているのと、同じであろう?!
事務の余川さんが先月イタリアへ行ってきた
コースにオペラ観賞が有ったのか?
解説によるとソプラノとテノールは主役と決まっているそうである
アルトとバリトンは脇役とのこと
ところがその声楽の識別すら分からないから、お話にならない
よく上演される、椿姫とマクベスの物語を漫画で知っておくのも悪くないであろう
外国人がマンガで翻訳された忠臣蔵を読んで、忠臣蔵の歌舞伎をみれば、少しは楽しめる
であろう
中学生時代に見た白黒映画、黒澤明監督の「蜘蛛の巣城」の原作は「マクベス」と言う
主演の三船敏郎が城の階(きざはし)で、何十本の弓矢を受けて死ぬラストシーンを思い
出した
関連して何でも思い出す。この年になって好奇心が更に強まった感じ
枯れるどころか貪欲さが増した
平成19年4月5日