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生きいきいきて逝くヒント
高田好胤
久しくブラウン管から消えられた
私の大好きなお方の一人である
宗師は薬師寺管長である
著書の中で心に留まった説法を記しておこう
@ 知識は智慧によって磨かれる
A 行き行きて、なお半ば
B 人の心は佛を出したり鬼を出したり
C 恩は石に刻め、恨みは水に流せ
D 悟りとは“決心”すること
E よろこびと感謝と敬いのこころ
F 最小の努力で最大の効果・対・最大の努力で最小の効果
G お蔭様
H 思いやりが無いと世は砂漠化
I 働くは傍楽
J 知らないで犯している罪
自分に対しても他人に対しても、何一つ出来ない自分
偽善と打算・・・・・
あらゆる欲望と悔恨の泥沼・・・・・
このままでは煩悩の海で完全に溺死である
生きている今現在も、そして死は勿論決心つきかねている
今生の祈りは太極を右往左往
心の置き所は勿論定まっていない
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最後まで読み終えたら高田管長は亡くなられていた
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遠くからさえも、光、輝いておられた尊師であられた
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「業」深き自分に慄然と立ちつくす
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悟れない自分を悟った
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管長のD番のように“決心”などしたら、1日も持たずに元の木阿弥であろう
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しかたが無い
凡夫は凡夫・・・・・・・・
情けない
平成19年2月14日