小説イエス ウォルターワイゲリン
イエスキリストの物語で、中学高校生向けに書かれた小説である
イエスキリストの事は知っているようで知らない
西欧文明の精神的バックボーンである
映画で「十戒」「ベンハー」「天地創造」最近では「ダビンチコード」など折に触れキリス
ト教がその基底にあるが、キリストその人が分かっているようで分かっていない
昔、新約聖書を買って書棚にあったが、読みづらく何となく違和感があって結局行方不明
となった
昔子供の頃我が家の、真向かいの家にキリスト教の伝道所があった
子供の頃、白人の宣教師が珍しく、話しを聞きに行った事をおぼえている
キリスト教の宣教師で私が不思議に思う事がある
それはどの宣教師さんの顔も非常に柔和で優しく清さを感じたのである
日本の僧侶より確実に柔和で清く感じられるのである
身近な浄土宗の兼業坊主は宣教師と比べたら間違いなく生臭い顔立ちである
これだけは宗教的に点数を付けたら相対的に間違いなく上である
しかしまた禅僧と比べたら清さはあっても深み、奥行きが感じられない
これは仏教とキリスト教の根本的教義に起因していると私は何となく、いや確信的に思っ
ている
キリスト教を深く勉強していないのに、何となく私には分かるのである
ついでにイスラムの聖職者には、右手に剣、左手にコーランに代表されるように、清さや
柔和では無く、哲学的雰囲気、威厳とか気位、気難しさが漂う
騎馬民族のトップリーダーの典型が彼等に観える
読み始めである。
それ以上は横に置くとして、図書館でこの本を手にし、パラパラと見ると私でも分かりや
すい感じで、この際読んでおこうと借りてきた
これまでイスラムは私に取ってアラビアンナイトの魔法の絨毯で完全な異世界、しかしキ
リスト文明の教祖であるキリストを知らない事は、世界地図の半分が千切れている様な思
いであった
色んな映画や書物を読んでいても、何かと行き当たるのである
そうそう、私の大兄能田さんは、クリスチャンではないが、良く聖書を勉強しておられ、
私に時々聖書の話をした
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今日が11月24日、この本が350頁で今月の〆の本になるか???
3・4・5・6月の遅れを精力的に挽回し現在93冊。何とか今年の目標99冊が視界に
入ってきた
9の数位は、五重の塔のテッペンその九輪、九十九里浜、八重に九重、九は永遠の数位の
意味がある
今年は99冊で読み修め、99冊目の〆の本を何にするか今から考えておこう
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読み飛ばしもあったが、兎に角一応読み終えた
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直ぐに答えのでるものではない
折に触れ、西欧文明の基底であるキリスト教に触れるであろう
私の中には、どうしても進化論の問題、そして魔女裁判などが引っかかるのである
日本人はやはり、八百万の神々、そして神道と仏教の方が、相性が良い
以上
平成18年11月26日