昭和の農村   写真集(家の光協会編)

 

いま現在、今年の読書は85

出来れば今年100冊にしたい

そんな訳で本音は、数合わせに写真集を2冊借りてきた

しかし冒頭、立松和平の本書に寄せてを読んで、感心した

昔の農村がホントに合理的であった事が解説されてある

農村にあった「結」(ゆい)の風習、この言葉を私は知らなかった

氷見ではこのような 言葉は殆ど聞いた事がなかった

恐らく東北の農村での言葉であろうか

「結」の文字からも想像できるように、農家同士の結束そんな言葉と受け取っても、大差

は無い

写真集はどれをとっても、私の子供の頃に目にした光景ばかりである

町屋で育った私であるが、少し歩けば周辺は農家群がひろがる

自分の子供の頃の、映像を見ている気分である

この年になると何故かこんな写真が懐かしい

子供の頃、田植えや稲刈り時期、農村に活気があった事を鮮明に記憶している

柳田のおばさんの家に昔馬がいたのを覚えている

直ぐ近くで牛が田起こししていた光景が浮かんできた

写真一枚一枚が、昔を偲ばせ、記憶を呼び起こし、昔を語る

書物に無い、至福の時間を与えてくれる

時空を超えて・・・・・・・・

平成18117