★★日下部金兵衛 国書刊行会
中村啓信
新刊書、明治時代カラー写真の巨人についての著書である
文句無く明治時代の風俗、風習、景色、掲載される写真に思わず手が伸びた
自分の生まれる以前の時代風景は、文面で描写されるより、写真の方が断然説得力があり、
鮮明に焼き付けられる
この写真を載せればホームページの容量が増えて、重くなる
HP読者に悪いが図書館で借りて見てください
素晴らしい写真の連続です
写真家日下部金兵衛の腕前、カメラアングルと言うか、何か素晴らしいとしか言い様が無
い
金兵衛の活躍は後の新聞にも紹介されたと言う
★ 東海道、箱根の宿
★ 大宮からの富士
★ 飛脚
★ 港町神戸 ●表紙の写真 <準備中>
★ 横浜外国人居留地
★ 亀井戸天神の藤
★ 日光道
★ 祇園街
全ての写真に見入ってしまう
現代の写真は、我々が普段目にしているから、余り興味が沸かない
100年後の私が見れば、また違う興味が沸くであろうが、自分は割りと興味が薄い
でもこの本は見ていて楽しかった
書中金兵衛と氷見が生んだ偉大な実業家、浅野総一郎と交友があった事が書かれ、その箇
所を興味深く読んだ
読んでいて氷見の人間は本当に度量も了見も、見識も知性も低いのに本当に悲しくなる
真なる人間は、100人はいない
・ ・・・・・・・・・・・・・・・
これ以上は話すまい
サービスに表紙の写真1枚だけ、掲載することにしました
平成18年11月3日