はじめに
本書は約1300年”歴史の空白”となっていた、前人未踏の秘密を解き明かさんとして執筆いたしました。 それは、日本最大の『大漢和辞典』に載る、中国4000年の歴史上、空前絶後の至宝、神噐『寶』の秘密です。 この神噐『寶』が秘める大宇宙にも匹敵する神知は、まさに漢文化の神髄、易と陰陽五行思想その太上に戴く”太極”の光です。 この偉大な漢大宇宙の”北極星”ともいえる”太極”の光は、今日現在もなお、東南アジア全域を照らしているにもかかわらず、これまで考証された形跡は全く見当たらず、『寶』の足跡は発見されませんでした。 それが今まさに本書において、史上はじめて、この歴史の扉が開かれるのです。 神噐・太極『寶』は邪心をもって踏み込むことの出来ない”神の領域”です。 非才を顧みず、漢文化の礎の為、一身を挺し約1300年の眠りから今その至宝の封印を解き放ち「太極」の扉「登龍の門」を開きたいと願うものです。 願わくは神噐『寶』が、漢文化圏の“太極の光”となって「大道」を示さん事を、心から願うものであります。 敬白 |
神噐・太極「寶」