釈迦

承禎は浄土宗・浄土真宗・日蓮宗・禅宗・創価学会その他仏教のどの宗派にものめり込ま

ない

全て釈迦の説いた教えで有る

であるから、承禎は親鸞・日蓮・達磨・池田大作などを飛び越えて釈迦仏陀を尊敬してい

る

釈迦はシャカ族の王子に生まれ、俗世を捨て悟りの道に入ったとある

世界三大宗教はキリスト教・イスラム教・仏教の筈である

イスラム教は右手に剣・左手にコーランである

イスラムの聖典コーランを信じない者は殺すぞ、である

昨今イスラム国によるテロをテレビで見るとなるほどと納得する

キリスト教も十字軍や魔女裁判など長い歴史の中で、多くの血を見た

日本でもキリスト教徒による島原の乱などがある

それにキリスト教はダ―ウインの進化論やガリレオの地動説で論理的に根幹が崩れている

承禎はモノの見方が何でも大雑把である

固執した見方をしない

マアいい加減なのである

そんな見方から云うと、血の歴史から見ると仏教は二つの宗教と比べたら遥かに小さい

一度も旅した所ではないが、テレビなどで見るとキリスト教もイスラム教も砂漠や岩肌に

近い乾燥地帯に誕生した宗教である

深く勉強した訳ではないが、両方とも聖典も何となく乾燥的で奥行きが浅い気がする

釈迦の生地も知らないが、二つの宗教よりも山河で緑の多い地域で有ろう

またキリストは馬小屋で生まれた筈である

マホメットはかなり裕福な一族の子として生まれたが、両親を幼くして亡くしている

そして大きくなって商人となる

王子として生まれた釈迦と違いキリストもマホメットも血統は劣る

釈迦のような血統も良く豊かな幼少期を送った人間は豊で平和的である

また発想が柔軟で宇宙規模である

その意味でも承禎は仏教が体質に合っている

そして仏教は中国を経て、起伏に富んだ緑いっぱいの日本で花(華)ひらいた

中国は無宗教の共産主義となり仏教は華ひらかなかった

仏教の教えは二つの宗教より穏健な平和的宗教である

仏教は己自身の中に苦悩の解を求め、悟りの道を希求する

教えも二つの宗教より無を真理の中心に位置づけ、広大無辺かつ深遠である

般若心経を見るとそれが良く分かる

その意味で承禎は温厚かつ平和的な仏教を誕生させた仏陀を尊敬する

しかし承禎は根本的には無信仰に近い現実主義者である

つくづく日本に生れて感謝である

平成27年3月22日