日本男児の価値基準(その一)
先日承禎が居酒屋のママに不動産と女の価値が暴落であると云ったら、ママが男も暴落、
地に落ちていると云う
その通りで、返す言葉も無かった
誰もが同じように、承禎は若いころ思想・信条などゼロに等しかった
頭がカラッポ!!!承禎にあるのは乙女信仰だけであった
しいて云えば、お金が沢山あったら良いな!!!!!!そうしたら女に持てるだろうなー!!!!!!
兎に角、彼女が沢山いたら良いな!!!!
そんなたわいの無い願望が、漠然とした目標であった
そんなカラッポの脳味噌だから、サラリーマンになって直ぐ当時の社会党の反戦平和思想
に染まった
社会党は中途半端な政党であった
であるから今日は消滅してしまった
それでも何故か共産党には向かなかった
そして労働組合の青年部書記長になった
しかし脱サラして自営業の道に入ると、社会党の考え方に直ぐ疑問を感じた
そして自分党から自民党に傾倒していった
しかしそれでも確固たる愛国主義者では無く、思想信条も漠然としていた
40年ほど前、仕事を一年間停止して、一日7冊を目標に、一年間に2000冊以上読破して、
少し人類の脳味噌らしくなってきて、人間としてのスタート台に立った
歴史・哲学・政治・経済と幅広く読んだあの読書がなければ、今日は無かった
どれくらい身についたか?いや脳に入ったか?はなはだ疑問であるが、それでも漠然と世界が
分かったような気がした。
ようするに世界観が頭の中で構築できた。
身近な人より、世界が広がった事は間違いない
そして「寶」解明執筆に五つの図書館をひっくり返すほど調べた
あの頃前13巻の「大漢和辞典」を6往復して、さらに2000冊以上の関連書籍を読み漁った
そしてこのHPに有る通り約1000冊をこの10年で読んで来た
間違いなく5000〜7000冊の量であろう
それによりホモサピエンスが人類の仲間入りした。
であるから、周囲の男が暴落しても承禎は、返って浮上しているのが分かる
それでも超一流の人の著書や発言を遠くから拝見すると、まだまだ勉強が足りない事が分
かる
大学の教授クラスでは無い、超一流の人の著書を読むと、唸る
それでも、古美術を何万点見て来た
そして、サラリーマン・家業の呉服屋・土木ブロック・不動産業を経験して来た
さらに女性も黄色人種何十人・白人・黒人も食べて、地球丸かじりで有る
過去四年でほぼ日本縦断を果たした
体で学んだ体験こそが、男の財産である
貯めたお金の量では無い
それでも自分の心の中に不透明さと、弱さが有る
何が足りないのかと、内観するが霧が斑に立ち込めていて漠然としている
老子や司馬承禎・宮本武蔵や東郷元帥・稲葉心田・松下幸之助など古今の聖人に思いを馳
せる時、どんな精神構造なのかと、あらためて考える
今日はここまで!!!!!!!!!!!!!
その内また考えよう
原稿が詰まってきて、また他愛もない自問自答に終始した